設備設計Building design

アールイーマネジメントは、意匠設計だけではなく、専門性が高いとされる設備設計や構造設計を得意とする設計事務所です。特に「建物再生」をキーワードとし、改修設計に力を入れ、将来の修繕を見据えたライフサイクルコストに配慮した設計を提案しています。

また当社は、集合住宅、公共公益施設等の建築設計を得意としており、多くの実績を積み上げてまいりました。長年培った技術と経験をもとにして、高度な機能と品質を持つ建物づくりを実現し、お客様と社会に貢献してまいります。設計業務においては、総括責任者のもと、様々なプロジェクトに関わってきた経験豊かなスタッフを中心として、建築意匠、構造、設備、コスト管理の各担当者による幅広い視野に立った的確な成果を出せるチームを編成します。

また、通常の設計に対する調整はもとより、不測の事態や状況の変化にも柔軟かつ迅速に対応するため、社内バックアップ体制を構築し、安定した業務遂行を図ります。

修繕範囲について

弊社では、これまでに培った技術と経験を基に、官公庁・民間建物の計画、新築設計、改修設計、用途変更等の建築確認申請業務など、多方面でお客様のサポートを行っています。

建物修繕についてはその修繕方法を検討し、絶対に工事が必要な部分なのか、まだそのままでも大丈夫な部分なのか、具体的かつ丁寧にアドバイスします。足場がないと工事ができない箇所や、そのまま放置すると危険であると判断した箇所については必ず工事を行う必要があります。また、劣化については原因を追究し、同様の劣化が再発しにくい修繕方法をご提案します。

改修プランについては、緊急性に応じて、減額案・標準プラン・グレードアップ案をそれぞれ費用とともに提示し、管理組合員様のご要望に応じたプランニングをさせていただきます。

機械・電気設備設計業務の実施例

データセンターの改修事例

国の重要拠点、且つ居ながら工事という特殊性で、インフラを極力止めないで、インフラ改修を行う、施工性も含めた改修方法を突き詰めた計画としています。

クリーンルームの改修事例

研究成果の向上を最大目的とし、最先端の研究をサポートする高スペックの実験環境と、快適で人間味溢れる交流の場を両立・共存させることで、相乗効果を生み出すことのできる施設計画をしています。

共同住宅の改修事例
建物共同住宅(12戸)東京都
業務内容機械、電気設備設計・工事監理業務

築50年近く経過した老朽化した共同住宅(24戸)をスケルトンにし、住戸数を半分の12戸へプラン変更、設備改修設計、工事監理を行いました。

改修前
改修後

水槽レス化と敷地の有効化設計

給水方式の変更リニューアルと敷地の有効化

都心の集合住宅では「駐輪スペース」「倉庫」などのスペースが少なく、何とかスペースを確保できないかとお困りの方が多く見受けられます。弊社ではこのような悩みを解決する方法として、「水道直結増圧方式」による水槽レス化の提案をさせていただきます。

建物集合住宅

敷地の1階部分にある受水槽を撤去し、給水方式変更により確保できたスペースを有効活用。

施工前
施工後
4つのメリット
衛生的密封されたシステムなので外部から衛生上危険なものが入り込みません。
省エネルギー水道本管の圧力で不足する圧力を増圧すれば良く、省エネルギー運転になります。
省スペース受水槽を設置するスペースを多様な用途に有効利用することができます。
省力化受水槽の清掃や保守など一切なくなるので、メンテナンスが楽になります。

照明LED化による電力量削減設計

LED化による電力量の削減設計提案

原発の問題を受け、社会問題として電力使用に関する話題が取り上げられる中、照明のLED化を行う計画が増加しています。
LED器具普及による価格の低下、器具効率のグレードアップにより、従来に比べてイニシャルコスト及びランニングコストの削減を図ることができ、資金計画にもメリットが出てくる環境にあります。
弊社では、お客様のご予算に合わせて、改修範囲を検討し、イニシャル、ランニングコストの最適化をご提案します。

建物共同住宅600戸(6棟)
LED化のコスト検討

年間ランニングコスト、初期投資に必要なイニシャルコストの試算を行った結果、使用する電気料金が安くなり、約5年で初期費用(工事費)分を回収できる試算となっています。

体育館空調化による避難時対策と熱中症対策化設計

体育館への空調設置化設計

地震などの災害発生時の避難場所としての機能向上、熱中症対策を行うことを目的に、官公庁様、民間事業者様より体育館空調の設置設計のご要望が増えています。弊社では、既存のインフラ設備の状況に応じた改修方法を検討し、お客様のご予算に合わせた設置方法を提案します。

ガス空調の導入事例
スポット式空調の導入事例