業者選定アドバイザーVendor selection advisor
建物工事を行う最初のステップとして、設計事務所・施工者の選定が必要となります。
弊社の提案する施工業者選定は、公募から契約までの施工業者選定/発注代行業務をサポートし、施工業者の決定経緯を明確にし、組合員様への透明性を明確化します。
発注者で手間や知識が必要なこの業務を、第3者であるコンサルタントが請け負うことで、別の視点から発注者様に直接アドバイスを行えるメリットがあります。
設計者/施工者選定のサポート
アールイーマネジメントでは、分譲マンション改修工事における施工者選定業務だけではなく、設計事務所の選定サポート、用途を問わず福祉施設等の業者選定も行います。下記の表は、業者選定における決定の方法とそれぞれの特徴を示したものです。
設計者/施工者決定の方式 | 概要 | メリット | デメリット |
競争入札方式 | 設計料の最も安い施工者へ採用を決定する方法です。 | ・従来の発注方式。直に契約手続きが可能。 | ・ダンピング受注が懸念されており、国のガイドラインでも原則避けることが明記された。 ・価格競争だけでは経験に乏しい選定がされる恐れが強い。 |
プロポーザル方式 | 設計に関する基本計画を策定し、その要望に応じて提案や施工者の実績を評価し施工者を決定する方法です。 | ・提出される設計案を通して経験のある施工業者の選定を確実に行うことができる。 ・施工者選定の透明性、公平性を確保できる。 | ・施工者選定の透明性、公平性について説明責任を果たす必要がある。 |
設計・施工一括発注方式 | 設計者と施工者を同時に選定する方法です。 | ・大規模な建物の場合、技術力の高い施工者と協力関係を築きながら工事を進めることが可能。 | ・設計者と施工者が馴れ合いとなる可能性がある。 ・両者を監視する役割の第3者が必要となる。 |
設計者/施工者選定の流れ
設計者、及び施工業者の選定方法の中でもより透明性が高いものがプロポーザル方式です。
弊社が提案するプロポーザル方式は、1次選考から3次選考まで行い、新聞公募を皮切りに約3~4カ月で業者を決定する流れを標準としています。
※分譲マンション以外の選定実施は、お客様のご要望に応じご提案させていただきます。